VitualBox上にCentOS7をインストールした後のネットワーク設定とnet-toolsのインストール(ifconfig等)

先日最新版のVitrualBox(5.0)でコミュニティ版LinuxCentOS-7-x86_64-Minimal)をインストールした。CentOS7を起動後、ifconfigコマンドを入力してみたら、見つからない(not found)というエラーメッセージが出た。原因はCentOS7 Minimalにはnet-toolsがデフォルトでインストールされない状態のため。結局ifconfig, route, netstat,
arp等ネットワークコマンドは使用できません。それで、手動でyumを経由してnet-toolsのインストールを決めた。
下記のコマンドを入力した。
yum -y install net-tools


baseurlが無効等エラーメッセージが出て、ネットワークが未接続は分かった。
そして、ネットワークディバイスの一覧を調べる。下記のネットワーク管理コマンドを入力
nmcli device


その中のloディバイスは特殊なloopbackデバイスとして設定することを意味する。loopbackデバイスというのは自分自身を表す特別なデバイスのことで、
一般的には127.0.0.1というアドレスを用います。このデバイスはネットワーク診断とトラブルシューティングによく使われる。
その中のethernetタイプのディバイスeth0(PCによって異なる、enp0s3かもしれない)はこのCentOS7のネットワークディバイスです。
でも、未接続の状態です。次は下記のコマンドでeth0を立ち上げる。
ifup eth0


毎回OS起動時にネットワークを立ち上げるために、下記の設定ファイルを開いて編集する
vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-{自分のネットワークディバイス}
下記の編集を行う。
BOOTPROTO=dhcp
ONBOOT=yes
もう一度net-toolsをインストールしてみて
yum -y install net-tools
正常にインストール後に、ifconfigコマンドを入力する。
ifconfig -a
ネットワーク一覧は表示された。